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熟年離婚 慰謝料‐離婚手帳.com‐

熟年離婚と慰謝料

熟年離婚では「何十年も我慢してきたんだから夫から慰謝料たくさんもらえますよね?」と勘違いされることがあります。結婚生活の長さと慰謝料は関係ありません。夫に法的な落ち度がない場合は当然慰謝料はもらえませんのでご注意を!

熟年離婚なら慰謝料はもらえるの?

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熟年離婚、「長年ガマンしてきた」だけでは慰謝料はもらえない!

慰謝料はもらえない

結婚生活の長さと慰謝料の額は、ほとんど関係ありません。結婚期間が1年だろうと20年だろうと、相手に過失がないのなら慰謝料はもらえうことができないのです。

慰謝料の法的な意味

慰謝料がみとめられるには、夫の行為が違法であること。

当ページで説明している慰謝料がもらえる条件とは、調停や裁判になった前提です。夫婦ふたりの話し合いだけで熟年離婚できるのでしたら、好きな慰謝料金額をやりとりすればいいでしょう。

よくある「性格があわない」「生理的にイヤ」などでは法的に違法とまでいえません。ですから夫が慰謝料を支払う義務はないといえます。

慰謝料の相場は100万円以下?

「芸能人の離婚慰謝料は5000万円!」といったワイドショーを目にする方もいらっしゃるでしょうね。

いくらもらえるのか

しかし一般人はそんなにはらえません。まず、支払う側の経済状況以上の慰謝料は意味がないからです。年収500万円・資産ゼロの夫に一千万円の慰謝料を請求してもまず認められませんし、認められたとしても支払うことができないでしょう。

相手の年収・資産に応じて左右されます。現実的な慰謝料の額は100万円以下だったり、200〜300万だったりさまざま。慰謝料の相場は多くても500万円以内が多いようですね。

熟年離婚で慰謝料がみとめられないケース

慰謝料OK

性格があわない

話があわない・なんとなく楽しくない・相手の愚痴が多い・会話がない、などなどあやふやな理由では慰謝料の請求はできません。

長年面白味のない夫につきあってきてあげたんだから慰謝料ちょうだい!という熟年離婚の妻の意見はまったく認められないということになります。

夫婦どちらにも熟年離婚の原因と責任がある

夫も妻も浮気している「ダブル不倫」だと相殺され、慰謝料の請求はどちらからもできなくなります。

また、相手の不倫の原因がもう一方にあった場合も、減額になったり、請求できなくなったりします。夫の暴力が原因で妻が不倫にはしってしまったときは、同情する余地があって状況が考慮されるということですね。

財産分与ですでに多めにもらっている

財産分与は通常であれば1/2ずつです。財産分与に慰謝料分をふくめて多くもらっている場合は、新しく慰謝料は認めてもらいづらいでしょう。

熟年離婚で慰謝料がみとめられるケース

調停や裁判でみとめられるには本人が認めない場合は、客観的な証拠や証言が必要です。

不倫・浮気

夫が浮気や不倫をしている場合は文句なく夫へ慰謝料の請求ができます。

ただし例外もあります。それは夫婦が数年別居しているなど“不倫の前にすでに夫婦生活が破たんしている”と判断されたときです。たとえば約3年間別居、夫婦で性的行為がなかったとなれば、“夫婦関係が実質破たんしていた”と認められるようです。このあたりの細かい年数などは状況で判断がわかれますので、弁護士に相談したほうが確実でしょう。

暴力・暴言・DV

夫が暴力をふるっている場合です。暴力をうけた記録をのこしておいてください。具体的には病院で診断書をもらっておく、なぐられた部位の写真をとっておく、日記をつけておく、録音しておくなどがあります。

手をあげなくても日常的に毎日ののしられたり・暴言をはかれているとDV(モラハラ・モラスハラスメント)にあたります。こちらも客観的な事実が必要ですから録音などをしておきましょう。

「悪意の遺棄(あくいのいき)」

「悪意の遺棄」は法律用語。簡単にいえば ”あなたは専業主婦。子育て中で外で働くことができないのに、夫が急に家からでていき生活費をいれてくれない” などの行為です。

現代では妻が夫以上に稼いできたり、夫が専業主夫だったりするかもしれませんね。そのときはまた少し違ってきます。

通常の性的交渉を拒否

セックス・レスといわれるものです。

まとめ:熟年離婚と慰謝料

熟年離婚の慰謝料は無条件にもらえるものではなく法的理由がひつようです。夫側に何も落ち度がないのに慰謝料をちょうだい!はあり得ません。

50代以上になってくると、資産も定職もない女性がひとりでいきていくのはタイヘン! そのあたりのライフプランをしっかり立ててから離婚することが必要です。