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ステップファミリーとは? - 離婚手帳.com -

ステップファミリー

離婚後、子連れで再婚して血のつながらない親子・兄弟姉妹関係になることを
ステップファミリー(Stepfamilly)といいます。血がつながらない義理の親子関係ですね。

ステップファミリーとは?

ステップファミリーの意味は英語の「stepfamily=複合家族・義理家族」からきています。

stepにはもともと「歩み・進歩・段階」といった意味があるワードです。なんとなくイメージがわかりますよね。ここ数年で子連れでの離婚件数もふえているため再婚(事実再婚)によるステップファミリー数もあがっています。

ステップファミリーの実態

ステップファミリーの問題点

幸せ?不幸せ?ステップファミリーはやっぱり難しい…その問題点とは。

ステップファミリーにはいろいろな組み合わせがあります。元配偶者と連絡をとっているのか、子どもの人数や年齢、両方に子供がいるのかどうかなど本当にさまざま。

そんなか、一番多いトラブルが「実親が子どもと再婚相手の板ばさみ」になるパターンではないでしょうか。新しい再婚相手はいきなりその子どもの親になりますから、性格がよくわからないのは当然です。子ども側からみても義理の親子関係にイライラ・反発してしまうこともあるでしょう。思春期ならよけいにその傾向があるかもしれませんね。

ステップファミリーで失敗

まず、ステップファミリー・義理家族のよくある失敗パターンをご紹介します。

・再婚相手と教育方針がちがう(子どもに体罰、教育費のかけかた等)

・別れた元夫(子どもには実親)との面会を子どもが希望しているのに許してくれない、不機嫌になる

・再婚後に赤ちゃんがうまれた場合、自分の子どもと継子で態度やお金のかけ方がちがう

・子どものために再婚したのに、おもったより子どもと遊んでくれない・面倒をみてくれない

・再婚相手の連れ子と相性がわるい

・連れ子同士がケンカばかりする。学校でも片方がいじめている

では、どうやったら失敗しない関係が作れるのでしょうか? ですが100%失敗しないことはあり得ません。よく考えてみてください。血がつながっている親子でもケンカやトラブルは絶対ありますよね?

できるだけ義理家族の失敗を少なくするためにできることを次でお話します。

幸せなステップファミリーになる方法とは?

失敗しないためには時間をかけることが一番大切です。できればお試しで一緒に暮らせれば子どもと継母(継父)との相性もよくわかります。

幸せファミリーになる

入籍までに時間をかけるメリットはたくさんあります。籍さえいれていなければ、うまく行かなかったときにまだお互い逃げ場があります。特に子どもが学生なら苗字がコロコロ変わるのはさけたいところ。

まずは再婚相手と子どもたちを含めて一緒に遊びにいく、お泊りをすることからスタートし、だんだんと慣らしていく方法がベストでしょう。

本当の子どもの気持ちを確認!

子どもが再婚相手に気をつかって本音がいえないことがあります。

子供の不安な感情

子どもは大人が考えているよりもずっと賢く、「僕は嫌だけど、ママが好きなんだから何も言えない(泣)」と我慢していることも。再婚相手がいない時をみはからって子どもとじっくり、本当の気持ちを確認しましょう。

どうしても子どもと再婚相手の折り合いがつかなければ、「どちらを選ぶのか?」という最終判断はあなた次第。どちらに転んでも、あなたが腹を決めて責任をとっていくしかないのです。

養子縁組について

「養子縁組」とは血のつながりがなくとも、法律上の親子関係をつくる制度。ステップファミリーになることと、遺産がもらえる養子縁組はまた別なのです。

よくある勘違いとして「私が彼と再婚したら、子どもは自動的に彼の戸籍にはいるんでしょ?もと再婚相手が亡くなったら子どもは遺産相続できるんだよね。」というのがあります。あなたが再婚相手の籍にはいっても、子どもの籍は自動的に変わったりしませんし実子と同じ扱いにはなりません。自分の子どもと再婚相手が養子縁組をしてはじめて扶養義務と遺産相続の権利が発生するのです。

養子縁組をしても元夫との縁は切れない

子どもが再婚相手と養子縁組をしても、養育費・元夫の遺産をうけとる権利はなくなりません。

親子のつながり

法律的には元夫とのつながりは切れません。ですから養子縁組をしても、血のつながりのある元夫が亡くなったなら実子にも遺産をうけとる権利がのこっています。養育費に関しても権利はなくなりませんが一般的に減額されたり、元夫側が支払いをストップするケースが多いようです。

養子縁組の手続きの仕方

養子縁組の手続きは住んでいる市区町村の役所に「養子縁組届」をだすだけ。注意点としては15歳未満の子どもなら手続きに親権者の同意が必要です。

養子縁組は解消もできます(ふたたび離婚になった場合など)。養子縁組を白紙にもどすと子どもと再婚相手とのつながりはすべてきれます。

養育費をもらうこともできませんし、遺産相続といった一切の権利がなくなることを知っておきましょう。

ステップファミリーまとめ

ステップファミリーの悲しい問題点は、だれも悪気があるわけではないのに、家族がお互い気を使いあったり逃げ場がなかったり疲れてしまうことではないでしょうか。

血のつながった親子でも子育ての途中でトラブルはつきもの。そのつど心をこめ、対応していくしかありません。